1ラウンド4分試合は成立 JBC選手権委員会が結論
2019年2月28日 0時37分
2019年2月27日 10時45分
一時、締結間近とも噂されたWBC世界ヘビー級王者デオンタイ・ワイルダー(米)vs元同級統一王者タイソン・フューリー(英)のダイレクトリマッチが見送りとなった。WBCのマウリシオ・スライマン会長が26日(日本時間27日)ソーシャルメディアで伝えた。
今月、WBC本部で予定された試合の入札が2度延期された後、フューリーが米国のトップランク社&スポーツ専門メディアのESPNと複数試合の契約にサイン。ワイルダーを擁するPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)との間に新たな溝が生まれた。
数日前、トップランク社の総帥ボブ・アラム・プロモーターがワイルダー側に魅力的なオファーを提示したと伝えられたが、交渉は進展しなかった。
WBCは両者の再戦を見越して、1位ディリアン・ホワイト(英)とドミニク・ブラジール(米)による暫定王座決定戦を奨励したが、ワイルダーは次回防衛戦でブラジールを迎える可能性が出てきた。一方でアラム氏はフューリーのトップランク・デビューの相手に前WBO王者ジョセフ・パーカー(ニュージーランド)を抜擢するプランがある。
もう一人ヘビー級の主役の一人、3冠統一王者アンソニー・ジョシュア(英)が6月、ジャーレル・ミラー(米)を相手に米国デビューする。ジョシュアとの関係が注目される中、現状では1試合はさんでワイルダーとフューリーが対戦する見込みが強くなった。Photo/SUMIO YAMADA
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