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山中&長谷川、ダブル世界戦発表 4.23大阪城ホール

2014年2月11日 14時57分

 WBC世界バンタム級王者の山中慎介(帝拳)と元2階級制覇王者の長谷川穂積(真正)のダブル世界タイトルマッチが4月23日、大阪城ホールにセットされた。両選手が11日都内で記者会見して発表した。

山中と長谷川が大阪城ホールでダブル世界戦(ボクシングニュース)
健闘を誓い合う山中(右)と長谷川

 山中は6度目の防衛戦。挑戦者は同級3位のシュテファーヌ・ジャモエ(ベルキー)が選ばれた。元ヨーロッパ王者のジャモアは25勝15KO4敗の24歳。00年8月メキシコでWBCユースタイトルを亀田和毅(亀田)と争い1-2判定で惜しくも敗れている。

 山中はジャモエについて「好戦的で前に出てくる選手。最近は下がる相手だったけど、今度は前に出てくる相手なのでタイミングが合えばいいKOができると思う。もちろんKOを狙う」と早くも気合十分。ダブル世界戦については「自分がデビューしたころに既にチャンピオンだった長谷川さんと競演できることがうれしい」と喜びを口にした。

 その長谷川はバンタム級、フェザー級に続く3階級制覇をかけ、IBF世界S・バンタム級王者キコ・マルティネス(スペイン)に挑戦する。長谷川の世界戦はジョニー・ゴンサレス(メキシコ)にWBCフェザー級タイトルを明け渡した11年4月以来実に3年ぶり。ノンタイトル戦を4試合こなしてようやくチャンスをつかんだ。

 キャリア16年目を迎えた33歳は「とても長い3年だった。この3年をただの3年にするのか、意味のある3年にするのか。僕にとってはひとつの集大成となる」と決意表明。3度目の世界タイトル獲得を目指すことについては「ひとつ目は若さと勢い、2つ目は(亡くなった)母親のためだったので、3つ目は素直に自分がどこまで強いのか。マルティネス選手に挑戦して知りたいと思っていた」と語った。マルティネス(30勝22KO4敗)は2度目の防衛戦となる。

 興行にはこちらも3階級制覇を狙っている粟生隆寛(帝拳)も出場。日本の誇るサウスポー3選手がそろい踏みする。

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