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加納陸とWBOフライ級王座決定戦のオラスクアガ 王者となり寺地拳四朗へのリベンジ希望

2024年6月28日 12時21分

 7月20日、東京・両国国技館でWBOフライ級1位の加納陸(大成)との同級王座決定戦に出場する2位アンソニー・オラスクアガ(米)が親友のWBCバンタム級王者、中谷潤人(M.T)と同じロサンゼルスの「ノックアウト・ジム」で調整を図っている。オラスクアガは23年4月のWBC&WBA統一L・フライ級王者、寺地拳四朗(BMB)挑戦に次ぐ2度目の世界アタックとなる。

ロサンゼルスでトレーニング中のオラスクアガ

「もう一度、世界タイトルマッチのチャンスが訪れてうれしい」と素直に喜びを表すオラスクアガは「前回(寺地戦)は彼の試合になったけど 今回は私の番だ」とプロ8戦目のタイトル奪取に意欲を見せる。一部でサウスポーは苦手ではないかとも言われるが「だんだんサウスポーに慣れてきた」とスパーリングを重ねながら打倒加納に自信を深めている様子だ。

 寺地戦で学んだことは?と聞くと「テラジ戦もそうだけど、最新のフィリピン人(ジーメル・マグラモ)との試合で学んだことが多い」とのこと。「自信過剰になってはいけない」と身を引き締める。

 勝利のキーポイントは「手数を多く出すこと」と明かすオラスクアガは「テラジが112ポンド(フライ級)に上げると聞いている。チャンピオンになってリベンジしたい」と一段とモチベーションを高めている。(三浦勝夫)

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