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井岡一翔vs.マルティネス 両者とも王座統一に自信 マイダナ氏「ベルトはもらう」

2024年7月6日 7時48分

 明日の王者は1人だけ――7日に両国国技館で行われる世界S・フライ級チャンピオン統一戦の試合前の記者会見が5日都内で開かれ、対戦するWBA王者井岡一翔(志成)とIBF王者フェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)が同席して記者たちの質問に答えた。

立会人とともに会見した井岡とマルティネス陣営。右端はマイダナ・プロモーター

 井岡が保持するWBAのチャンピオンベルトを持参したのに対し、マルティネス側のIBFベルトは「忘れた」とかで飾られず。

 それでも両者とも6日の計量に向け順調に体重を落とし、最高の調子であると強調。井岡は「今は自分にフォーカスしている。彼(マルティネス)のキャリアをリスペクトしているし、それを超えたい」と語り、マルティネスも「グレートな試合をする。ここに居ることができてうれしい。試合を受けてくれた井岡に感謝する」と、両チャンピオンとも派手な舌戦の代わりに大人の対応をみせた。

 記者会見には元世界S・ライト&ウェルター級王者マルコス・マイダナ氏(40歳)がマルティネス側のプロモーターとして出席。10年前にフロイド・メイウェザーと2度対戦(判定負け)したタフガイは「特にアドバイスは必要ない。ロドリゴ(トレーナー)のたてた作戦をマルティネスが実行し、私は観客としてそれを観るだけ。井岡は頭脳的だが、我々は歴史を作るためにきた。井岡からタイトルをもらう」と強気のコメント。井岡側のサラス・トレーナーは「年間最高試合に選ばれるような試合になる」と期待を抱かせた。

 なお試合で使用されるグローブの事前チェックもこの記者会見の場で行われた。通常は両選手同じメーカーのグローブが使用されるが、統一戦はそれぞれのチャンピオンが好みのものを使用できる慣例があり、井岡側は日本製(ウイニング)を、マルティネス側は米国製(エバーラスト)を用いることが明らかになり、両陣営とWBA・IBFの立会人が使用される予定のグローブにサインした上で箱に詰められ、試合の時まで密封された。試合の模様は7日の15時45分からAbemaTVによって無料生中継される。

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