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石田匠が現役引退 世界挑戦2度の元日本S・フライ級王者

2024年8月3日 11時28分

 元日本S・フライ級王者の石田匠(32歳=井岡)が現役引退を表明した。今年5月、東京ドームで井上拓真(大橋)の持つWBAバンタム級王座に挑んだ一戦がラストファイトとなる。

井上戦で開始ゴングを待つ石田(右は井岡会長)

 大阪・堺出身の石田は高校時代に国体優勝、プロには09年2月にデビュー。14年8月、後楽園ホールで戸部洋平(三迫)に10回判定勝ちし17戦全勝で日本S・フライ級王座を奪取した(5度防衛)。

 38戦のキャリアで世界挑戦は2度。最初は17年10月に英国カーディフでWBA・S・フライ級王座に挑むもカリド・ヤファイ(英)に判定負け。6年半の時を経てバンタム級で井上拓に挑戦した。大差で敗れたものの、初回に井上をダウンさせた。

 生涯戦績は34勝17KO4敗。長身から繰り出す左ジャブ、右ストレートが武器のボクサー型でハートも強かった。

 石田は「井岡一法会長ともゆっくり話をして、前回の試合を最後に引退を決めました。ファン、関係者の皆様には本当に感謝しています。長い間応援してくださり、そのおかげで頑張ってこれました。今後は未定ですが、これからの人生もしっかり歩んでいきます」とコメントを発表している。9月8日エディオンアリーナ大阪の大成ジム興行で引退式が執り行われる。

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