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井上尚弥、ドヘニー撃退に自信 3日のダブル世界戦前に会見 

2024年9月1日 11時54分

 井上尚弥-TJ・ドヘニー戦をメインにしたダブル世界戦(9月3日・東京・有明アリーナ)が迫る中、出場する選手たちが30日午後横浜市内のホテルでそろって記者会見に臨み、順調な調整ぶりをアピールしつつ本番での必勝を誓った。当日の試合はLeminoにてライブ配信される。

絶大の自信を感じさせる井上と右は挑戦者ドヘニー

 世界S・バンタム級の4団体のベルトの防衛戦に臨む王者井上尚弥(大橋)は「自分の中で納得する試合をしたい」と落ち着いた中にも絶大の自信を感じさせる発言をしていた。


 一部で井上の楽勝が予想されるのは、挑戦者TJ・ドヘニー(アイルランド)が37歳と高齢でありピークを過ぎた選手とみられているからだが、これまで日本で4戦全勝し、自らの手で井上挑戦をつかんだといっていい。

 井上はこの試合を「S・バンタム級で戦っていく中で避けられない一戦」と位置付け、「簡単な試合だとは思っていない」と警戒心を緩めない。ドヘニーの実力を高く評価し、「体もでかい。(計量後の)リカバリーもよく、試合ではさらに大きくなってくる」とみている。

 同時に以前から「判定決着は許されない」とも口にしており、ドヘニーの実力を評価しつつ「そんな相手だからこそ、KOしたい」と言う。もっともこの日ははっきり倒すとは言わず「判定、KOとも準備はできている」と語りチャンピオンの余裕をのぞかせた。 

 一方のドヘニーは、井上をリスペクトしていると言いつつも「その思いは一端置いてリングに上がる」とも語る。ドヘニーは初来日の2018年、岩佐亮佑を破ってIBFタイトルを獲得したことがあり、「歴史をつくるためにきた。タイトルを取り戻す」と、元チャンピオンのプライドものぞかせた。

 会見に同席した米国トップランク社のボブ・アラム・プロモーターは、世界に誇るべきモンスター井上尚弥が勝つことを前提に、来年中に井上尚弥と中谷潤人(M.T)のビッグマッチ実現を期待するコメントをしている。

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