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58歳マイク・タイソン、明日ユーチューバーのポールと19年ぶりに公式試合 心配の声も

2024年11月15日 15時14分

 元ヘビー級統一王者マイク・タイソン(米)が現地時間15日、米テキサス州アーリントンのAT&Tスタジアムでユーチューバーでボクサーのジェイク・ポール(米)と対戦する。14日に行われた計量でタイソンは228.4ポンド(103.60キロ)、ポールは227.2ポンド(103.06キロ)をマークした。試合は1ラウンド2分のヘビー級8回戦として行われ、14オンスのグローブが使用される。

当初は7月に行われるはずだった

 タイソン(50勝44KO6敗2無効試合)は05年6月にケビン・マクブライド(アイルランド)に6回TKO負けしたのを最後に引退。20年に元パウンド・フォー・パウンド最強ボクサー、ロイ・ジョーンズJr(米)とエキシビションマッチでリングに上がったが、公式試合は19年ぶりとなる。

 ポールはユーチューブ登録者2000万人を超える有名インフルエンサー。それを背景に18年にプロボクサーデビューし、これまでユーチューバーや格闘家、アスリートなどを相手に10勝7KO1敗。27歳とタイソンより31歳若く、これまでクルーザー級周辺でリングに上がっていたが、今回はかなり増量してレジェンドとの対決に臨む。

 当初7月20日に同会場で予定された一戦は、5月にタイソンが米国内を飛行機で移動中に胃潰瘍を再発したために延期になった。しかし業界でも58歳というタイソンの高齢を心配する声が多く、試合の強行には風当たりが強い。この日の計量後のフェイスオフではタイソンが右手でポールにビンタを見舞ったが、ポールが受け流して騒動には至らなかった。

 セミ格では女子S・ライト級4団体統一チャンピオン、ケイティ・テイラー(アイルランド)がアマンダ・セラノ(プエルトリコ/米)と22年4月以来の再戦。計量でテイラー、セラノとも137.4ポンド(62.32キロ)を計測してリミットの140ポンドをクリア。第1戦はテイラーが2-1判定勝ちでライト級4団体統一王座を守った。

 またWBCウェルター級王者マリオ・バリオス(米)がアベル・ラモス(米)と防衛戦。バリオスは146.8ポンド(66.59キロ)、ラモスは146..4ポンド(66.41キロ)でリミットの147ポンドに合格。フェザー級上位のブルース“シューシュー”キャリントン(米)がダナ・クールウェル(豪州)とフェザー級8回戦を行う。

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