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前田宝樹がOPBF女子王座獲得 セミの西畑直哉は勝ち

2024年12月17日 11時25分

 一力ジム主催の「Fighting Bee vol.33」が16日後楽園ホールで行われ、メインの女子東洋太平洋L・フライ級王座決定戦(2分×8ラウンド)は日本フライ級3位の前田宝樹(姫路木下)が同級2位の椙元愛(一力)に3-0判定勝ちし、空位のタイトルを獲得した。

椙元に迫る前田㊧

 これまで2度のタイトル獲得のチャンスを活かせなかった前田(21歳)が19歳年長の椙元を破り「三度目の正直」でベルトを手にした。積極的にスタートしてサウスポーの椙元に迫り、右ストレートから接近してインファイトを挑み、ミスも少なくなかったものの手数で優勢を保った。一方椙元もジャブで応戦するが前田の攻勢をはね返せない。4回終了時点で公開された途中採点では2~4ポイント差で前田が優勢だった。 

 前田は終盤バッティングで右額部に大きなこぶができたが、めげずに前に出続けた。椙元も後半やや手数を増し追い上げたが、前田の手数も落ちず、その後も大きなヤマ場もなく試合終了。3人のジャッジ全員が78-74の4点差で前田の新チャンピオン誕生を支持していた。 

 念願のベルトを身に着けた前田は「後半追い上げられて、まだまだ力不足だなと感じた。このままでは上に行けないので、考え直してしっかり練習します」と反省していた。前田の戦績は6勝1KO1敗2分。敗れた椙元は4勝2KO6敗1分。

中原にTKO勝ちした西畑㊨

 セミの62kg契約の8回戦では、日本ライト級11位の西畑直哉(竹原慎二&畑山隆則)がノーランクの中原博斗(倉敷守安)に4回TKO勝ち。昨年の全日本新人王はサウスポー中原に抵抗を許していたがしっかり攻め続け、6回に一気にスパートをかけ、連打で圧倒。ロープに詰まった中原にさらに猛攻すると、ついに耐え切れず崩れ落ち、レフェリーストップがかかった。

 これで西畑はデビュー戦で惜敗した後は9連勝(6KO)をマークした。敗れた中原は6勝3KO6敗。 

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