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S・フェザー級王者対決は奈良井翼が渡邊海に2-1判定勝ち ダウンシーンはなし

2025年1月24日 18時39分

 24日、東京・有明アリーナで行われたスーパーフェザー級のチャンピオン対決は、日本王者の奈良井翼(RK蒲田)がWBOアジアパシフィック王者の渡邊海(ライオンズ)に2-1判定勝ちを飾った。スコアは96-94が2者に94-96。

渡邊を破った奈良井㊧

 60キロ(ライト級)契約のノンタイトル10回戦として行われた試合。両者離れたところで攻め口を探す、まずは予想通りの出だしとなった。先制したのは奈良井だ。ステップインからの右クロスが初回早くも届いた。2回再びこれを決めたところ、渡邊にも火がついて激しくパンチを応酬。3回は奈良井が左フックを渡邊の肩越しに打ち込み、ぐらつかせた。ダメージを残す渡邊はこれがもとでこの回に2度スリップダウンを喫した。

 奈良井は続く4回の出方が注目されたが、やはり慎重で、一気には行かない。しかし奈良井の右クロスの効果か、渡邊も恵まれたリーチの左ジャブでプレスをかけられない。互いに警戒し合い、後半は仕掛けの少ないラウンドをリピートした。最終ラウンド残り10秒に激しく打ち合ったものの、どちらもクリーンヒットは奪えなかった。

 「KOしたかったんですけど、相手がうまかったです。すんません。前回の反省を生かして攻めようかと思ったのですけど……」と奈良井。これで15勝10KO2敗。渡邊は13勝7KO2敗1分。

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