元フライ級王者の木村翔が正式に引退 4月に地元で引退興行
2025年2月20日 12時52分
2025年2月20日 1時49分
19日の後楽園ホールは「KADOEBI BOXING FIGHT.1×DANGAN274」。角海老宝石ジム3年半ぶりとなる興行でメインを務めた中井龍(日本S・フェザー級8位)は韓国のキム・テソン(WBO-AP同級11位)にフルマークの8回判定勝ちを収めた。
昨年6月に中国でWBCアジア王座を獲ってきた中井の凱旋試合。サウスポーの中井はステップと右ジャブを連動させた機動的なスタイルで早々にペースを引き寄せた。出だしこそリターンパンチで威嚇したキム(12勝8KO2敗2分)は中井のテンポに後れを取り、コーナーを背負うことたびたび。中井得意のパターンだ。
中井はそこで上下に打ち分けての連打も何度も見せたが、タフで意欲的なキムも頑張り、一発逆転を狙って右ストレートや左フックで抵抗。これが中井をとらえる場面もあった。しかしこれを想定していたという中井は大崩れすることなく、最後まで動きを落とさず戦い終えた。
「アウェーでチャンピオンになったけど調整試合なんかしたくもなかった。今日もいい経験になった」と中井。角海老久々の興行で大役を任されたことも意気に感じて「この環境に感謝します。この階級で世界を獲りたいし、そこまではいばらの道であっても全部乗り越えていきます」とさらにやる気になっていた。
またこの日はメインの前に元WBAライト級チャンピオンの小堀佑介・角海老宝石ジム新会長のお披露目も行われた。元世界王者のベテラン小國以載らとともにリングに上がった小堀新会長は「今度も興行をできるように頑張っていきます」とファンに挨拶し、拍手を浴びていた。
2025年4月27日 23時41分
2025年4月27日 23時15分
2025年4月27日 22時56分
2025年4月27日 21時17分
2025年4月27日 21時08分
2025年4月27日 8時02分