CC屈指のS・ライト級戦はダウン応酬の激闘 李健太が渡来美響に9回負傷判定勝ち
2025年3月2日 1時36分
2025年3月1日 10時46分
WBAライト級チャンピオン、ジェルボンテ・デイビス(米)の9ヵ月ぶりの試合はいよいよ開始ゴングを聞く。3月1日(日本時間2日)、ニューヨークはバークレイズセンターのリング。デイビスはWBA・S・フェザー級王者ラモント・ローチ(米)の挑戦を受ける。《試合は3月2日午前10時~WOWOWプライム、WOWOWオンデマンドで中継される》
明日の決戦に向けて28日、会場のバークレイズセンターで計量が行われた。ディフェンディング・チャンピオンのジェルボンテ“タンク”デイビス(米)は133.8ポンド(60.69キロ)、挑戦者でWBA・S・フェザー級王者ラモント・ローチ(米)はライト級リミットの135ポンド(61.23キロ)をマークして合格した。かなり絞ってきた印象のデイビスはハカリから降りるとすぐにドリンクを口にした。
昨年はフランク・マーティンとの防衛戦のみに終わったデイビス(30勝28KO無敗=30歳)は「2025年はアクティブな年にしたい。できれば3度リングに上がりたい」と意欲的だ。そのためにも明日の試合には弾みをつける意味があり、当然29回目のKO勝利を狙っている。「今回も突然ショッキングな場面が訪れるだろう。きっとそうなる」とメディアに対してコメント。「(ローチは)心構えが必要だ。結局のところ、スキルvs.スキルが勝負を分ける。よりよいスキルを持っているほうが勝利者になれる」とテクニカルなKOシーンを予感させた。
一方、難攻不落なデイビスの牙城に挑むローチ(25勝10KO1敗1分=29歳)はモチベーションアップの理由を2つ挙げている。まずアマチュア時代に2度対戦し敗れたリベンジを果たすこと。そしてワシントンDC(ローチ)、ボルティモア(デイビス)の隣接する都市のライバル意識が彼をかき立てる。もしデイビスを下せば再戦の契約があるというが「すでに(WBC王者の)シャクール(スティーブンソン)との統一戦の話が持ち上がっている」というから何とも気が早い。計量後はフェイスオフの場面で言い争い、その時「明日はマクラを持ってきたほうがいい」とデイビスを挑発。ハートの強さでは負けていない。
それでもオッズは20-1でデイビス、ローチは10.4倍と大きくタンク・デイビス有利と出ている。
アンダーカードに出場する選手も全員計量を無事クリアした。セミ格のWBA・S・ライト級タイトルマッチはV1戦に臨む王者ホセ“ラヨ”バレンスエラ(メキシコ/米)が138.8ポンド(62.96キロ)、2度目の世界アタックとなる強打者ゲーリー・アントゥアン・ラッセル(木)が138.2ポンド(62.69キロ)を計測し、リミット140ポンドに合格。オッズはバレンスエラが4倍と、ラッセル有利の予想が出ている。
同じくWBC・S・ライト級タイトルマッチは、これも初防衛戦となる王者アルベルト・プエジョ(ドミニカ共和国)、指名挑戦者サンドル・マルティン(スペイン)とも139.2ポンド(63.14キロ)をマークして合格。こちらのオッズは、ほぼイーブンと拮抗している。
もう一つのS・ウェルター級12回戦はWBA同級暫定王座決定戦に昇格。プロスペクトの一人ヨエニス・テジェス(キューバ)が153.4ポンド(69.58キロ)、元2団体統一王者ジュリアン・ウィリアムス(米)は153.2ポンド(69.49キロ)でリミット154ポンドをクリアした。
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