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寺地拳四朗が地元城陽市にがい旋 次戦はフライ級防衛戦の方向

2025年4月10日 1時38分

 WBC・WBA世界フライ級王者の寺地拳四朗(33=BMB)が9日、自宅がある京都・城陽市など地元の自治体を後援会長の安道光二・ワタキューセイモア会長らとともに表敬訪問し、世界戦勝利を報告した。城陽市では奥田敏晴市長が「タイトルマッチはひやひや、ドキドキされた方もおられたと思いますが、笑顔で会えてよかった」と、市民を代表して花束を贈った。寺地は「無事に勝って、ベルトを持って来られてうれしいです」と笑顔。背後には市役所秘書広報課の冨田実里さんが制作した似顔絵入りの横断幕が飾られた。

地元城陽市役所を表敬訪問した寺地。奥田市長、横断幕を制作した冨田さんと

 寺地は3月13日、両国国技館でWBA王者ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)と統一戦を戦い、採点でリードされながら、最終12回に逆転のTKO勝ち。WBC王座初防衛、WBA王座奪取に成功し、L・フライ級に続き2団体王座統一を達成した。

 試合後はS・フライ級転向の希望も口にしており、21勝14KOの無敗のWBC世界同級王者ジェシー・ロドリゲス(米国)との対戦を望んでいるが、次戦での転級はなさそう。父の寺地永・BMBジム会長は「7月末にもフライ級で防衛戦が決まるかもしれない」と現状を説明した。

 米国の専門誌「ザ・リング」のパウンド・フォー・パウンド(PFP)リストで寺地は10位に初めてランクイン。 「うれしいし、名誉なこと。より強い相手に注目されることになる。もっとランキングを上げて、最低でも5位以内に入りたい」と新たに意欲を示した。寺地は「より自分が強くなれる相手とやって成長したい。次も勝ってベルトを持って帰ってきたい」と地元凱旋を誓った。

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