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村田昴×小國以載――注目のS・バンタム級新旧対決あすゴング

2025年5月19日 17時32分

 WBOアジアパシフィックS・バンタム級戦の前日計量が19日、都内のJBC(日本ボクシングコミッション)で行われ、チャンピオン村田昴(帝拳)が55.3キロ、挑戦者の小國以載(角海老宝石)が55.2キロで両者合格した。試合は元世界王者・伊藤雅雪代表の「TREASURE BOXING」第8弾のメインで行われ、U-NEXTでライブ配信される。

計量を済ませた村田㊧と小國

 村田はこの日最初に秤に乗った時はリミットを10グラム・オーバーしていたが、トイレに入った後にクリアした。「コンディションはバッチリです」と語り、ベテランの元世界王者を迎える明日は「内容も求められる」と気合を入れている。

 一方の小國は冗談を飛ばし、よくしゃべったが、仕上がりは「いつも通り」とのこと。この日は37歳の誕生日で、計量合格後は贈られたケーキを手に笑顔でパフォーマンスを披露した。

バースデーケーキを手にする小國

 デビュー以来9連続KO勝ちを続けるサウスポーの村田が頭脳的な技巧派小國を迎える一戦は、この階級の新旧対決として注目を集めている。

コンドル稲葉を相手に再起戦に臨む谷口㊧

 またセミの51.5キロ契約8回戦では、谷口将隆(ワタナベ)がタノンサック・シムシー(タイ)との世界挑戦者決定戦で惜敗して以来の再起戦に臨む。さすがに今回減量の苦労はなかったというが、対戦者のコンドル稲葉(ピューマ渡久地)はS・フライ級の選手とあって、不安がないわけではない。

 「相手も気合の入った表情をしていたし、気が引き締まりました」と谷口。ミニマム級に続く世界2階級制覇は「夢ではなく目標」とはっきりと口にし、まずはコンドルにいい内容で勝つことを誓っていた。

ニエテスと対戦する池側㊨

 セミセミでは日本S・バンタム級2位の池側純(角海老宝石)が元世界4階級制覇のドニー・ニエテス(比)と6回戦で対戦する。ニエテス(44勝23KO2敗6分)は今年4月、井岡一翔にS・フライ級タイトルを奪われてから約3年ぶりに復帰している。池側は7勝2KO1敗2分。

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