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寺地拳四朗は統一戦決まらずも涼しい顔 日本人に負けなしの元王者カニサレスをKO宣言

2023年12月14日 16時23分

 L・フライ級のWBA&WBC統一王者、寺地拳四朗(BMB)が来年1月23日、エディオンアリーナ大阪でWBA1位のカルロス・カニサレス(ベネズエラ)と防衛戦を行う。寺地は14日、都内で開かれた記者会見で意気込みを語った。

曲者カニサレスをKO宣言した寺地

 望んでいた統一戦は実現しなかったものの、涼しい顔でいられるのが寺地らしい。モチベーションを問われると、「切り替えもなにも、強い選手なのでいいかなと。統一戦のほうがモチベーションは上がるけど、そうじゃないから下がるということもない」と答えてみせた。

 30歳のカニサレス(26勝19KO1敗1分)は日本に馴染みが深く、16年大みそかにWBA同級王者だった田口良一に挑戦してドロー。18年3月に神戸で小西伶弥との王座決定戦を制してWBA王者となり、中国でのV2戦で木村翔の挑戦を退けた。るまりは日本のトップボクサーに負け知らずである。

 31歳の寺地(22勝14KO1敗)は「パンチがすごく強い、脚を使っての戦いもできる、うまくて器用な選手」とカニサレスを高く評価。その上で、「日本人に負けていない強い選手なので、僕がしっかりKOで勝って会場を盛り上げたい」と意気込みを口にした。

 王座に返り咲いた矢吹正道(緑)戦から攻撃的なスタイルにチェンジして4連続KO勝ち。エキサイティングな試合で4大会連続となるアマプラ興行のメインイベンターがすっかり板についてきた。

 今後の目標はかねて口にしているL・フライ級4団体統一かフライ級進出。曲者のカニサレスを撃退し、新たなステップに進もうとしている寺地は「進化した姿を見せたい」とも語った。

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