OPBF東洋太平洋フェザー級5位の中真光石（33＝沖縄ワールドリング）が5月24日、沖縄コンベンションセンターでOPBF東洋太平洋S･フェザー級王者ジョムトーン・チューワッタナ（24＝タイ）に挑戦することが決まった。

　東洋大からプロ入りした中真は順調にキャリアを重ねながら、09年から10年にかけて3連敗を喫し、一時リングから遠のいた。しかし12年11月に2年のブランクを乗り越えて復帰。昨年6月に当時WBO世界ランカーだったホセ・オカンポ（フィリピン）を下して再浮上をはたした。光石の父でもある中真茂会長は「勝負をかけさせようと思った」と話している。中真の戦績は17勝8KO4敗。

　ジョムトーンは12年5月にタイトルを獲得したサウスポーで、中真の試合が3度目の防衛戦となる。11年2月に来日し、現日本同級4位の杉崎由夜（角海老宝石）を3回TKOで撃破。記録サイト「ボックスレック」によると7勝4KO無敗と戦績は少ないが、ムエタイの試合には出場しており、試合勘に問題はなさそうだ。