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大竹秀典が2回KO勝ち、故金子繁治追悼記念試合

2016年3月16日 21時17分

 元日本S・バンタム級王者でOPBF同級8位の大竹秀典(金子)が16日、後楽園ホールの「ゴールデンチャイルドボクシングvol.116」のメインに登場。フェザー級10回戦でサターントゥン・ソーバンカル(タイ)に2回1分11秒KO勝ちした。この日の興行は1月2日に亡くなった元東洋フェザー級王者で、金子ジム名誉会長の故金子繁治追悼記念試合として開催され、セミの前には追悼式が行われた。

快勝の大竹は2度目の世界挑戦を目指す

 大竹は格下のサターントゥンをボディから追い込み、2回に強烈な右をアゴに叩き込んでタイ人をキャンバスへ。サターントゥンは立ち上がれず10カウント。2度目の世界挑戦を目指す大竹は「必ず世界チャンピオンになる」とリング上からアピール。戦績は25勝12KO2敗3分。サターントゥンは7勝4KO5敗。

藤中(右)はベイリー戦からの再起に成功

◇ウェルター級8回戦
藤中周作(金子)[3-0(77-75、78-75×2)]稲垣孝(フラッシュ赤羽)
 日本ウェルター級7位の藤中と元日本S・フェザー級、ライト級ランカーの稲垣の一戦はクリンチ、もみあいの連発。足が前に出ない稲垣に対し、中盤から藤中が優勢に立ったが、終盤は2人とも息が上がった。昨年10月に韓国で元世界王者ランドール・ベイリー(米)に敗れて以来の試合だった藤中は13勝8KO6敗2分。稲垣は17勝7KO14敗2分。

◇フライ級8回戦
青山功(セレス)[3-0(77-74×2、78-74)]藤井貴博(金子)
 リーチのある青山が距離をキープして序盤から優勢。2回に右ストレートをカウンターで決めて藤井からダウンを奪った。サウスポーの藤井は終盤に前に出て意地を見せたが、青山は断続的に右を決めてペースを明け渡さなかった。青山は8勝1KO3敗1分。藤井は8勝2KO5敗1分。

◇ヘビー級8回戦
大和藤中(金子)[TKO2回1分55秒]スメート・シットサイトーン(タイ)
 106.0キロの藤中は初回中盤から押せ押せながら、97.9キロのスメートをなかなか倒せず、最後は戦意喪失のスメートを主審が救った。藤中は7勝3KO4敗。

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