天笠がTKOで初防衛、OPBFフェザー級戦
2014年3月24日 21時18分
2014年3月24日 20時23分
日本S・バンタム級タイトルマッチが24日、後楽園ホールで行われ、王者の大竹秀典(金子)が指名挑戦者の中嶋孝文(ドリーム)との再戦を3-0判定で制し、4度目の防衛に成功した。スコアは96-95、96-94、97-93。
1年7ヵ月前の王座決定戦は2-1判定で大竹がタイトル奪取。最強後楽園を勝ち上がって再びタイトルマッチの舞台に立った中嶋との一戦は、またしても拮抗した試合となった。
試合がヒートアップしたのは4回。中嶋が右ストレートをねじ込むと、大竹の動きが一瞬止まる。ここを逃さず中嶋が左右のボディブロー、ワンツーを打ち込むが、すぐに立ち直った大竹が反撃。中嶋をロープに押し込み、挑戦者の右目上部をパンチで切り裂いた。5回を終わっての採点は2人が48-47で大竹、1人が49-47で中嶋を支持。
6回に入るとスタミナが自慢の大竹がしつこい攻撃で徐々に引き離しにかかったかに見えた。しかし中嶋は7回にワンツーを決めて大竹を後退させる。この回、中嶋はさらにワンツーをきれいにヒットさせたが、大竹はどこまでもタフだった。
大竹は終盤にいくにつれてピッチを上げた。中嶋に休む間を与えず、ボディブローとショートパンチをしつこく叩き込んで、ポイントをピックアップ。終盤ややペースダウンした中嶋を突き放した。大竹は22勝9KO1敗3分。中嶋は22勝9KO7敗1分 試合の模様は26日深夜3時8分からTBSで放送される。
◇女子S・フライ級6回戦
高野人母美(協栄)[KO2回33秒]クラーブカーオ・ポープリーチャー(タイ)
長身の高野は初回、右ストレートで2度ダウンをゲット。2回に右から左ボディブローで10カウントを聞かせた。高野はデビューから5連勝(4KO)。
◇S・フェザー級8回戦
三瓶数馬(協栄)[KO2分14秒]アナンタチャイ・ソーポーロークルンテープ(タイ)
三瓶は昨年の全日本新人王で日本同級15位のサウスポー。2回までは荒っぽくてパンチのあるアナンタチャイが奮闘したが、三瓶のボディ攻撃でタイ人は失速。3回、左ボディブローでフィニッシュした。
◇S・フライ級4回戦
前川龍斗(協栄)[KO2回1分35秒]ナムチャイ・ソータナチョー(タイ)
昨年の全日本新人王決勝を計量失敗で棄権した前川が2階級上げて登場。格下のナムチャイを圧倒し、キャリア4戦目で初のKO勝利。
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