ドネア、パッキャオ復活は「もう少し時間かかる」
2014年4月13日 15時36分
2014年4月13日 14時48分
WBO世界ウェルター級タイトルマッチが12日(日本時間13日)、米ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで行われ、挑戦者マニー・パッキャオ(フィリピン)が王者ティモシー・ブラッドリー(米)を3-0判定で下し、1年10ヵ月前の雪辱に成功した。スコアは116-112が2人と118-110。
1年10ヵ月前の第1戦では、ブラッドリーが2-1判定で勝利したものの、議論を呼ぶ内容となった。因縁の再戦だけに、両者とも立ち上がりは硬さが見られた。パッキャオはディフェンスの意識が高い印象。打ち終わりにブラッドリーのカウンターをもらわないように、という意図が感じられた。
先手を取ったのはパッキャオだった。2回、得意のワンツーをヒットさせ、畳み掛けるようにコンビネーションを繰り出した。パッキャオは3回もリズムよく攻めたが、ラウンド途中からブラッドリーが反撃。ラフに接近戦を仕掛けてボディブロー、4回にはワイルドな右フックをパッキャオに炸裂し、パッキャオが一瞬グラつく場面も。ブラッドリーはいつものように連打ではなく、ワンパンチに力を込める戦い方だ。
ブラッドリーは右足を痛めたのか、5回以降は不自然な足の動きを見せるなど徐々にスローダウン。これに乗じてパッキャオは手を出していくが、ブラッドリーはダッキング、ボディワークでかわし、攻撃の精度はあまり上がらない。それでもパッキャオは7回、ブラッドリーのお株を奪う連打でブラッドリーをロープに追い詰めた。
試合が終盤に入ると、ブラッドリーのカウンター一発狙いがより顕著になる。パッキャオは試合を支配しようとするが、ブラッドリーのカウンターがあたる場面もあり、フィニッシュするまでにはいたらなかった。
パッキャオは「KOを狙ったタイミングもあったが、ティモシーは動きが速かった。あと2、3年は続けたい」とコメント。敗れたブラッドリーは「倒そうと思って試合に臨んだが、倒すことはできなかった。ジムに戻ってより強くなるようにトレーニングする」と話した。これがキャリア63戦目だったパッキャオは56勝38KO5敗2分。ブラッドリーは31勝12KO1敗1無効試合。Photo/SUMIO YAMADA
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