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長谷川の相手マルティネス、手の内は見せず

2014年4月17日 21時08分

 4月23日、大阪市の大阪城ホールで長谷川穂積(真正)の挑戦を受けるIBF世界S・バンタム級王者、キコ・マルティネス(スペイン)が17日、同市都島区の大阪帝拳ジムで公開練習を行った。

長谷川の相手マルチネス、手の内見せず(ボクシングニュース)
バランスのいい動きを見せたマルティネス

 前日、大阪入りしたばかりのマルティネスは「13時間のフライトだったが、とてもリラックスできた旅だったし、手厚い出迎えを受け感謝している。日本は思っていた以上に美しい町並みだ」と語り、「スペインでトータル70~80ラウンドのスパーリングを積んできたし、体重もまったく問題ない」と万全の仕上がりを強調した。

 それだけに公開練習はパブロ・サルミコス・トレーナーのパンチミットを1ラウンド打ち込むだけのごく軽いものに終わった。左ジャブを突き、左右フックを軽くみせるだけで、手の内は見せなかった。長谷川については「偉大なチャンピオンだったし、すべての点で気が抜けない相手。私はこれまで通りチャンピオンらしく戦い、100パーセントの力で勝ってマルティネスの時代をみなさんに見せたい」と自信たっぷりに語った。

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