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井岡一翔、3階級制覇へ「あっけなく乗り越える」

2014年5月1日 21時46分

 5月7日、ボディメーカーコロシアム(大阪府立体育会館)で開催されるダブル世界戦でIBF世界フライ級王者アムナット・ルエンロエン(タイ)に挑戦する井岡一翔(井岡)は1日、大阪市浪速区の井岡ジムで練習を公開、最終調整を行った。

井岡一翔、3階級制覇へ向け公開練習(ボクシングニュース)
一法会長とミットうちで調整する井岡

 勝てば日本最速15戦目の3階級制覇がかかるだけに、井岡は「12ラウンド戦えるだけの練習はしっかり積んだ。勝って、日本ボクシング界を引っ張っていきます。3階級制覇はあっけなく乗り越えて、ひとつの通過点にしたいと思っている」と力強く意気込みを語った。

 軽く体を動かし、同門の石田匠と3ラウンドのスパーリング。石田のジャブを外して、ボディへの左フックを連発した。スパーリングは軽いものだったが、飛び込んでボディへの右ストレートも意識して放つなど、王者アムナットのフットワークを止める作戦がうかがえた。この後は父井岡一法会長のミットを声を出しながら力強く打ち込んだ。

 井岡は「体重は2キロオーバーぐらいで、減量はまったく問題はなく、あとは疲れを抜いて、調整するだけ。3階級制覇への練習はやることはすべてやりました」とベストの仕上がりを強調した。

 2日はダブル世界戦で、小野心(ワタナベ)の挑戦を受けるIBF世界ミニマム級王者、高山勝成(仲里)が大阪市大正区の仲里ジムで公開練習を行う。

井岡一法会長の話「体が大きくなっているので、フライ級はいろいろなパフォーマンスができる。試合はジャブに突き合いになると思う。1ラウンドから4ラウンドがポイントだ。相手も集中してくるし、そこで、優位にたてば中盤からつかまえる自信はある。フライに上げて、今まで以上にきつい練習に耐えてきている」

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