April
20
Saturday

ボクシングニュース | ボクシングビート編集部制作

share

21°C Clear
Tokyo

Boxing News(ボクシングニュース)

Home > Match Information > 5.28後楽園ホール、ランカー対決は長島がTKO勝ち

5.28後楽園ホール、ランカー対決は長島がTKO勝ち

2014年5月28日 21時47分

◇ウェルター級8回戦
長島謙吾(角海老宝石)[TKO7回43秒]藤中周作(金子)
 長島は日本S・ウェルター級9位、藤中は日本ウェルター級9位。ともにパワーのある両者は初回から積極的に打ち合いを演じた。2回、藤中はワンツーを果敢に打ち込んでいくが、長島のボディ攻めがより効果的だった。その後も打撃戦が続き、押し気味の長島が攻勢を仕掛けると藤中も打ち返すという展開。5回に長島はパンチで右目上をカットした。迎えた7回、長島がボディブローを決めたあと、左フックを追撃すると踏ん張っていた藤中がキャンバスに落下。主審がノーカウントで試合を止めた。

藤中とのランカー対決を瑛した長島(右)
藤中との打撃戦を制した長島(右)

◇フェザー級8回戦
上野則之(RK蒲田)[3-0(79-74×2、79-73)]小泉雄大(川島)
 日本フェザー級7位の上野がスピードを生かして試合を優勢に進めた。カウンターの左フック、右クロスが単発ながら有効だった。体格に勝る小泉はスイッチするなどして中盤は前に出る場面もあったが、上野は終盤にボディを効果的に攻めて小泉を突き放した。

上野(左)は地力の差を見せつけた

◇L・フライ級8回戦
岨野豊(T&T)[3-0(77-76、77-75、79-74)]藤井貴博(金子)
 日本ミニマム級3位の岨野は長いリーチと変則的な動きでサウスポーの藤井を翻弄し、さまざまな角度から右フックや返しの左フックをヒットさせた。藤井は後半から前に出て逆転を狙ったが、最後まで岨野の動きに対応することができなかった。

藤井にボクシングをさせなかった岨野(左)

◇S・フライ級8回戦
松尾雄太(国際)[1-1(77-76、75-77、76-76)]殿村雅史(角海老宝石)
 7戦目の松尾とこれが2年2ヵ月ぶりのリングとなる元ランカーの殿村。試合はパワーのある松尾がプレッシャーをかけ、サウスポーの殿村がカウンターを狙う展開となった。松尾が左フックとボディブローで迫れば、殿村は負けじと左をヒットさせて試合は拮抗。パンチの精度で殿村、積極性で松尾という試合はドロー。

Related article
関連記事