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ベチェカ、ドネアらが最終記者会見 5.31マカオ

2014年5月29日 22時14分

 5月31日に中国・マカオのベネチアン・リゾート・コタイアリーナで行われるWBA世界フェザー級スーパー王者シンピウェ・ベチェカ(33=南アフリカ)対ノニト・ドネア(31=フィリピン)の最終記者会見が同ホテルで行われた。

 5階級制覇を目指すドネアのWBA世界フェザー級スーパー王座戦をメインに、WBA世界フェザー級レギュラー王座戦のニコラス・ウォータース(ジャマイカ)対ビック・ダルチニアン(豪)、IBF世界フェザー級タイトルマッチの王者エフゲニー・グラドビッチ(ロシア)対アレクサンダー・ミスカーチャン(ベルギー)ら、フェザー級戦線の生き残りをかけた選手らが会見に出席した。

ベチェカ、ドネアらが最終記者会見(ボクシングニュース)
メインのドネア、ベチェカと出場選手

 ラフなスタイルの出場選手にあって目を引いたのは赤いスーツに身を包んだドネア。「2013年は私のボクシング人生にとって暗い年でした。ベチェカ戦は私にとっては新たなスタートです。ベチェカは素晴らしい選手で才能のある選手ですので、私の本当の実力が計られる戦いになると思います」と意気込みを語った。

 対するスーパーチャンピオンのベチェカは「私の挑戦を受けてくれたノニトに感謝します。チャンピオンは私ですが、ノニトと対戦することを望み、受けてもらいました。しかし、私は無事にタイトルを防衛するためにここに来ました」と感謝とともに自信をみせた。

 セミでWBAレギュラー王座に挑戦するビック・ダルチニアンは「前回の試合をみなさんは観たと思います。試合を優位に進めていて、KOを狙いに行ったところをやられてしまいました。その代償は大きかったですが、私は常にKOを狙っています。エキサイティングな試合をしたいので相手を倒しにいく気持ちはいつもあります」とKO宣言。

 カリブ海に浮かぶ島ジャマイカのチャンピオン、ウォータースは「ビックは私をKOすると宣言したが、このWBAのベルトをよく見といた方がいい。誰にもベルトは譲るつもりはない」と力強く応じた。

 また、会見には参加しなかったものの、IBF・S・バンタム級挑戦者決定戦でクリス・アバロス(米)と対戦する石本康隆(帝拳)も会場に姿を見せた。「会見には参加出来ませんでしたが、この雰囲気にワクワクしてだんだんと気持ちが高まってきました」と、昨年アップセットを演じた縁起いいマカオのリングに再び上がることを楽しみにしていた。Photo/BoxingScene.com

 試合の模様はWOWOWメンバーズオンデマンドで31日(土)午後11時から先行ライブ配信される。エキサイトマッチでの通常放送はWOWOWプライムで6月2日(月)午後8時から。http://www.wowow.co.jp/sports/excite/

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