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6.13神戸市中央体育館結果

2014年6月14日 1時45分

 真正プロモーション主催の「REAL SPRITS vol37」は13日、神戸市中央区の神戸市中央体育館で8回戦3試合など7試合が行われた。メインの8回戦は東洋太平洋バンタム級14位の重江誉寛(真正)が持ち前の強打で4回2分55秒KO勝ち。戦績を11勝(9KO)1分けに伸ばした。

6.13神戸市中央体育館結果(ボクシングニュース)
強打を爆発させた重江(右)

◇S・バンタム級8回戦
重江誉寛(真正)[KO4回2分55秒]横川聡也(堺東ミツキ)
 重江は計量オーバーで、8オンスから10オンスグローブに変更するグローブハンデを科せられての戦い。両手をだらりと下げて、カウンターを狙う戦法。横川はジャブから右ストレートを狙うが、相手パンチを警戒しすぎて踏み込みが浅く、クリーンヒットができない。4回、終盤に重江の右がヒットしてダウンを奪い、立ち上がった横川に乱打を浴びせて、再度ダウン、主審がテンカウントした。重江はグローブハンデをものともせず強打は示したとはいえ、ノーガードのにらみあいの場面が多く、試合への集中心がなかった。

◇S・ライト級8回戦
奥田翔平(真正)[判定]米尾達哉(奈良)
 9勝無敗4KOとパワーがある奥田は2回に左右パンチでダウンを奪い、試合の主導権を握った。しかし、その後はパンチが散発で、決定打を奪えないままの消化不良の試合に終わった。日本タイトルを狙うにはジャブを有効に使ってパンチに強弱をつける工夫が課題として残った。

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