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“ロマゴン”痛烈KO防衛 WBA・Lフライ級戦

2012年4月30日 12時27分

 WBA世界L・フライ級王者ローマン“チョコラティート”ゴンサレス(ニカラグア)が28日、米カリフォルニア州ポモナで、前同級WBO王者ラモン“プリンシペ”ガルシア(メキシコ)に4回KO勝ち。4度目の防衛に成功した。
 会場はニカラグア人ファンでいっぱい。ゴンサレスの母国での人気を裏付ける。出だしから自信満々、パワフルな左右で攻め立てる王者に対し、サウスポーのガルシアも臆することなくパンチをリターンして応戦。3回には勇敢に左ボディーを打ち込み、会場をエキサイトさせる。だが4回、ゴンザレスの右アッパーでガルシアは横倒しに。カウント後なおも王者が追撃すると、ガルシアはまた沈み、カイース・ジュニア主審はノーカウントでストップした。タイムは2分9秒。
 2度目の米国ファイトを飾ったゴンサレスは32勝27KO無敗。以前の怪物ぶりがよみがえった印象だ。敗れたガルシアは16勝9KO4敗1分。

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