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日本SFe級4位の大里拳 中部の新鋭を下して再起

2019年8月18日 22時20分

 大鵬ジム主催の「第66回チャンピオンズロード」は18日、大阪市中央区のエル・シアターで行われ、メインのS・フェザー級8回戦は、日本同級4位の大里拳(25=大鵬)が中部の新鋭、佐伯瑠壱斗(20=岐阜ヨコゼキ)に3-0判定勝ちを収めた。

大里拳(右)は決め手を欠きながらも再起戦に勝利

 セミのバンタム級8回戦は、近大ボクシング部元主将で16年西日本新人王MVPの城後響(25=井岡)がキチャン・キム(24=インドネシア)にボディブローで2回KO勝ち、10勝目をマークした。

 また、S・バンタム級8回戦で大里の弟、大里登(23=大鵬)がジャブからの右ストレートがさえ、諏訪亮(20=真正)の連打を許さず完勝した。

城後はダウンを奪って思わずニヤリ

◇S・フェザー級8回戦
大里拳(25=大鵬)[3-0(79-72、79-73、80-72)]佐伯瑠壱斗(岐阜ヨコゼキ)
 大里拳は5月に末吉大(帝拳)が持つ日本タイトルに再度挑戦するも2-0の判定で敗れ、巻き返しの一戦。佐伯は16年中部日本新人王で、4月にランカーの河村真吾(ミツキ)と対戦したが、2回負傷ドロー、再びランキング入りを狙って大里に挑んだ。

 試合は両者がパンチ交換の後、くっついてもみ合う展開が続いた。大里は本来のジャブからの連打がなく、単発の攻撃に終始した。佐伯もフットワークがなく、大里の攻撃を防いだ後は、大里の腕を抱えて押し合う形に。調整不足の感もあり、6回にはホールディングで減点された。

 最後まで見せ場のない試合となり、判定勝ちの大里は「内容悪くてすみません」と謝った。次回は12月半ばに試合が予定されているが、タイトルを目指していくには、スピーディーな動きでファンにアピールしていかねばならない。大里は16勝4KO3敗1分、佐伯は7勝1KO3敗1分。

弟の大里登(右)はリーチ差を生かして勝利

◇バンタム級8回戦
城後響(井岡)[KO2回2分55秒]キチャン・キム(インドネシア)

◇S・バンタム級8回戦
大里登(大鵬)[3-0(78-76、77-75、78-75)]諏訪亮(真正)

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