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藤本が竹原と日本ヘビー級V2戦、9.10KAMIKAZE

2014年7月3日 15時44分

 日本ヘビー級チャンピオンの藤本京太郎(角海老宝石)が3日、都内のジムで記者会見し、9月10日後楽園ホールの「KAMIKAZE4」で同級1位の竹原虎辰(緑)を迎えて2度目の防衛戦を行うと発表した。

ヘビー級藤本が竹原とV2戦(ボクシングニュース)
昨年11月以来の再戦となる藤本(右)と竹原

 昨年11月の初防衛戦で竹原に文句なしの3-0判定勝利を収めている藤本だが「最近いい試合ができていないので、もう一度自分を見つめ直して練習したい」と殊勝なコメント。ミドル級から転級した石田順裕(グリーンツダ)を相手に際どい判定で勝利した4月の試合が今でも心に残っているのだという。

「K-1のときからずっと大きな相手とやっていて、石田さんのようなタイプは初めてだった。自分の力不足がわかったし、ボクシングはすごく難しいと思った。逆に次はボクの実力を出せる試合。倒して勝ちたいと思います」

 竹原をステップに次なるステージに進むのが藤本のプランだ。最も身近なターゲットは、12年の大みそかにKO負けしたOPBF東洋太平洋王者ソロモン・ハウモノ(豪)。「ハウモノは避けて通れない」(萩森マネジャー)という豪州人との対決に向け、しっかり実力差を見せつけたい一戦だ。

 一方、35歳の竹原は背水の陣。「チャンピオンは若くてスタミナがあり、スピードもある選手。初回からガンガンいってつかまえたい。必ず勝ちます」とこちらも気合い十分だった。

9.10KAMIKAZEに出場する選手たち

 セミでは元日本フライ級ランカーの奈須勇樹(角海老宝石)が昨年7月以来のリングで世界ランカーと対戦予定。そのほかKO賞金マッチとして、緒方勇希(角海老宝石=日本フェザー級7位)vs山田健太郎(全日本パブリック)、坂本大輔(角海老宝石=日本ウェルター級8位)vs斎藤志朗(ワタナベ)、久保賢司(角海老宝石)vs佐藤鋼太(協栄)などが組まれた。賞金は2ラウンド以内KOが30万円、4ラウンド以内が20万円、6ラウンド以内が10万円、8ラウンド以内が5万円。

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