ラウンドアップ 石田順裕が熊本キャンプ
2014年8月1日 18時52分
2014年8月1日 17時08分
あす2日後楽園ホールで行われるダイナミックグローブの計量が1日、日本ボクシングコミッションで行われ、セミファイナルのバンタム級10回戦で激突する元OPBF・S・フライ級王者の赤穂亮(横浜光)が53.5キロ、元日本S・バンタム級王者の芹江匡晋(伴流)が53.2キロでパスした。
12年の大みそかに佐藤洋太の持つ世界タイトルに挑戦失敗し、今回が5戦目となる赤穂。最近は減量苦から精彩を欠く場面も見られ、バンタム級で実力者芹江と拳を交える一戦は、今後を占う重要な一番となりそうだ。
「自分は一度世界を失敗しているので、2人、3人と強い選手を倒していかないと2度目はない。そういう意味で芹江選手はいい相手だと思う。しっかり勝って健在ぶりをアピールしたい」。世界4団体でランク入りしているとはいえ、国内の実力者を蹴散らさなければ世界のリングに立つ資格はない。赤穂はそう考えている。
一方の芹江は12年にOPBFタイトル獲得に失敗し、その後3連勝で迎えた昨年12月、福原力也(ワタナベ)との元王者対決に惜敗。この試合に再浮上をかける芹江は「世界ランクのことは言われなければ忘れていた。とにかく名前も実力もある赤穂選手と試合ができるだけで楽しみだし、ゾクゾクしています」と大一番を前に興奮を隠しきれない様子。心配された減量も「まったく問題ありません!」と元気いっぱいだった。
なおメインイベントでは前日本S・フェザー級王者の金子大樹(横浜光)がシリロ・エスピノ(フィリピン)と10回戦を行う。
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