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高山勝成 王座統一ならず、激戦の末0-3判定負け

2014年8月10日 15時23分

 メキシコ・モンテレイのアレナ・モンテレイで9日夜(日本時間10日)挙行されたミニマム級世界王座統一戦は地元のWBO王者フランシスコ“チワス”ロドリゲス(メキシコ)がIBF王者の高山勝成(仲里)に3-0判定勝利を収め2冠を統一した。高山はIBFタイトル3度目の防衛に失敗した。

高山(右)は激闘及ばロドリゲスに敗れる

 両者はフルラウンドを通じ、一歩も引かずにパンチを出し続け、ファンの称賛を浴びた。コンピュータ集計はなかったが、おそらく2人とも1000発以上手数を出したのではないだろうか。

 勝敗を分けたのはパワーの違い。3回、左でIBF王者を倒したロドリゲスに対し、高山は何ものかに取り憑かれたようにリング狭しと動き回り、旺盛な連打で反撃。試合を拮抗させる。しかし8回、ペースをつかみかけた高山にWBO王者は渾身の連打を返し主導権を掌握。高山は左目をカットする。その後も印象的なパンチを決めるメキシカンが優勢。打たれると瞬時に打ち返す高山だったが、逆転は成らなかった。

 アナウンスされた公式スコアは116-111、119-108、115-112で21歳のロドリゲスを支持。3番目のスコアがもっとも試合内容を反映しており、2番目のスコアはあまりにロドリゲス贔屓だと思われる。Photo/SUMIO YAMADA

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