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井上尚弥、新減量法でコンディション万全

2014年8月27日 15時37分

 9月5日東京・代々木第二体育館の「ダイヤモンドグローブSP」で、同級13位サマートレック・ゴーキャットジム(タイ)を迎えて初防衛戦に臨むWBC世界L・フライ級チャンピオンの井上尚弥(大橋)が27日、横浜市内のジムで練習を公開した。

井上尚弥、新減量法でコンディション万全(ボクシングニュース)
弟の拓真とのスパーを披露した井上

 井上は4月、国内史上最短記録となるプロ6戦目で世界タイトルを獲得。この試合で減量の影響から試合中に足がつりそうになるピンチを迎えたこともあり、メディアの関心はチャンピオンの減量に集まった。

 この日も暖房を入れた蒸し暑いジムでトレーニングウエアを着こみ、たっぷり汗をかいた井上。今回もやはり減量に苦しんでいるかと思いきや、前回と比べると「全然ラク」なのだそうだ。

真吾トレーナー、井上、大橋会長

 その理由はこれまで我流だった減量をプロの栄養士の指導で激変させたこと。大好きな焼き肉は「店に行く回数は減らなかったけど、注文する肉が変わった」そうで、自宅では「食卓から揚げ物が消えた」(父真吾トレーナー)。たとえ好物でも脂分の多いカルビやから揚げはご法度で、わかめの酢の物、ひじき、鳥のささみなどをよく食べるようになったという。

 サプリメントも新たに加わった強い味方だ。練習の前後や食事後にサプリメントを摂取し、筋肉の疲労回復に役立ているという。おかげで現在は食事を摂りながらトレーニングも順調。「前回の試合ではこの時期に足が動かなかったけど、今回は体がよく動く」と本人も好調ぶりを実感している。

 サマートレックのラフファイトに注意しながらも「今回はインパクトのある勝ち方にこだわっている。スカッと勝って八重樫さんにつなげたい」と意気込みは十分。この試合を最後にL・フライ級に別れを告げ、フライ級に殴り込みをかけるのが井上のプランだ。

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