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JBC 河野公平vs亀田興毅入札に関する見解発表

2014年9月9日 16時30分

 日本ボクシングコミッション(JBC)は9日、WBAが発表しているS・フライ級チャンピオン河野公平(ワタナベ)と亀田興毅による指名試合の入札について見解を発表した。入札は17日パナマのWBA本部で行われる予定。

 JBCが発表した文書は「今回の入札に関しては、いかなるプロモーションが落札するにせよ、ライセンスを持たないボクサーの試合をJBCは管轄しない」とし、興毅がJBCからライセンスの発行を受けない限り、日本で試合はできない事実をあらためて強調した。

 さらにJBCがWBAの暫定王座制度などに異議を申し立ててきた事実を挙げた上で「今回の指名挑戦者の選定に関しても、当財団は大いなる疑念を持ち、そのことはWBA本部にも伝えてきた。当財団としては、今後のWBAの世界王座や世界タイトルマッチに対する取扱いを再考する時期に来ているのかもしれないと感じることもある」と強い文言でWBAへの憤りを表した。

 JBCの秋山弘志理事長は河野vs亀田戦が入札にいたった事実について「亀田選手の件についてはこれまでに世界4団体と、米カリフォルニア州、ネバダ州のコミッションに説明しており、特にWBAには再三説明してきた。もう少し我々の説明を斟酌してほしかったという気持ちはある」と説明。指名挑戦者の選定については「暫定王者(1位=デビッド・サンチェス)がいるのに、なぜ2位の亀田選手なのか疑問」とした。

 予定通り入札が行われた場合、落札したプロモーターが日本国内での試合を希望すれば、JBCは何らかの対応を検討することになる。

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