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松岡輝がOPBFランカー下す、戎岡はTKO負け

2014年11月2日 0時45分

 大成ジム主催の「三田から世界へ4」は1日、兵庫県三田市総合文化センター郷の音ホールで6試合が行われ、メイン8回戦で松岡輝(大成)が東洋太平洋バンタム級12位リチャード・プミクピック(フィリピン)に3-0の判定勝利を飾った。セミのS・フライ級8回戦は、元WBCミニマム級13位の戎岡淳一(明石)がフィリピン選手に7回TKO負けを喫した。

松岡輝がOPBFランカー下す(ボクシングニュース)
遠い距離からボディを攻める松岡(右)

◇54.4キロ8回戦
松岡輝(大成)[3-0(79-74、78-76×2)]リチャード・プミクピック(比)
 松岡はフットワークを使って十分に距離を取り、プミクピックの飛び込んでの右をうまくかわした。しかし、ピミクピックはジャブをかいくぐり、強引に打ち合いに持っていく戦法。5回、一気にプミクピックが攻勢に出て、松岡をコーナーに詰めて連打。しかし、松岡は冷静にダッキングでパンチを外して、比人の焦りを誘う。6、7回と松岡が右ボディブローから左フックの返しをヒットしてポイントを稼いだ。終始前に出たプミクピックだったが、松岡のスピードが上回り、順当な判定勝ち。
ベテランの戎岡はTKOで敗れる

◇S・フライ級8回戦
ジョバンニ・エスカネル(比)[TKO7回2分42秒]戎岡淳一(明石)
 この試合が47戦目の33歳戎岡はここ5試合で4敗1分と精彩を欠いているだけに、持ち前のスピードに乗ったボクシングを展開したいところだ。だが、11勝のうち7KOのジョバンニのパンチは強烈。開始からブンブン振り回し、戎岡を防戦一途に追いやった。戎岡もキャリアがあるだけに、ジャブから右ストレート、右ボディーフックを狙って当てていくが、ジョバンニはスタミナも十分。7回終盤に右ストレートをヒットすると、ロープを背にした戎岡に強烈な左フックを見舞い、棒立ち状態の戎岡を乱打、たまらず陣営からタオルが投げ込まれた。

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