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元王者李、一撃で復帰戦飾る 福原にTKO勝ち

2011年8月7日 0時21分


 1月に下田昭文に敗れ無冠に追われた元WBA世界S・バンタム級チャンピオン李冽理(横浜光)が6日夜後楽園ホールのメインカード10回戦で戦線復帰。まだ完調ではなかったか、前半は福原に先制されて苦戦を強いられ後手に回りがちだった。5回までの採点は2-0で福原優勢。それでも李は6回、右を放った福原とほぼ同時に打ち込んだ右ショートのカウンターを炸裂させてダウンを奪うと、中村主審が続行を許さず、この回2分39秒、李のTKO勝ちとなった。
今後はフェザー級で再び世界の頂点を目指す。なお試合後リング上のテレビ・インタビューに応えて、李(29)は申明信(24)さんと入籍したことを明らかにした。下田戦の敗北に続く宮川オーナーの急死もあり、「悪いことが続いたので、明るいニュースにいいタイミングだと思って……」とのこと。
※写真は試合ストップの瞬間

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