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渡部、左ボディーで1位をKO撃退 東洋ウェルター級戦

2011年8月5日 8時58分


 佐藤-石崎戦と同じリングで行われた0PBF(東洋太平洋)ウェルター級タイトルマッチ12回戦は、佐藤の同僚でチャンピオンの渡部あきのり(協栄)が挑戦者同級1位梁正勲(韓国)を4ラウンドKOに下して初防衛を果たした。渡部はスタートから手数と強打で挑戦者を圧倒、4ラウンドに左のボディーブロー1発で相手をキャンバスに沈めた。KOタイムは2分46秒。
 梁は15連続KOの日本タイ記録を持つ渡部のハードパンチを警戒して腰が引けぎみ。指名挑戦者とはいえ実力差がありすぎた。試合後は「日本、東洋と上がってきたので、できれば次は世界を狙ってみたい」と前向きだった。これで渡部(26)の戦績は23勝21KO4敗。梁(26)は6勝2KO3敗。=AS=
 なおこの日の8回戦では、日本S・1位の白石豊土(協栄)が阿知和賢(ワタナベ)と接戦を演じた末3-0判定勝ちをおさめている。
※写真はOPBFウェルター級戦の4回、フィニッシュ・ブローとなった渡部の左アッパーがめり込んだ瞬間

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