クリチコがプレフに圧勝、10年間負け知らずのV17
2014年11月16日 10時14分
2014年11月15日 21時52分
東京・新宿フェイスの「大和魂~其の四~」が15日開催され、メインのバンタム級8回戦は日本同級12位の中野敬太(KG大和)が石川貴章(角海老宝石)を6回6秒TKOで下した。
2012年7月の白石豊土(協栄)戦以来となるランカー挑戦の石川はスタートから積極的なボクシング。パワーのあるところを前面に出して中野に迫った。受けて立つ中野は、7月に日本11位の井川政仁(角海老宝石)を下して日本ランク入りして最初の試合。パワーでは劣るものの、適切な防御と右の巧打で石川を迎え撃った。
元気の良かった石川は4回にボディ攻めで会場を沸かせるが、中野は5回に右をクリーンヒットさせ、そこから畳み掛けて石川をダウン寸前に追い込む。迎えた6回開始早々、中野の右で石川がロープに吹っ飛び、主審がノーカウントで試合を止めた。リング上から「次はタイトルマッチをやりたい」とアピールした中野は12勝3KO9敗3分。ディフェンスに難のあった石川は10勝5KO6敗。
セミのフェザー級6回戦は、荒谷龍人(KG大和)が望月翼(横浜光)に6回2分33秒TKO勝ち。攻め急いで2回にダウンを喫した荒谷はそこから挽回。打撃戦で相手にダメージを与え、最終回にラッシュしてストップ勝ちを呼び込んだ。
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