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内藤律樹と伊藤雅雪、2.9日本S・フェザー級無敗対決

2015年1月21日 16時50分

 2015年のチャンピオンカーニバルのオープニングとなる日本S・フェザー級タイトルマッチ(2.9後楽園ホール)の記者会見が21日、都内の日本ボクシングコミッションで開かれ、王者の内藤律樹(E&Jカシアス)と挑戦者1位の伊藤雅雪(伴流)が顔を合わせた。

内藤律樹と伊藤雅雪が記者会見(ボクシングニュース)
静かに火花を散らした内藤(左)と伊藤

 元東洋・日本ミドル級王者カシアス内藤会長の息子としてデビュー時から注目を浴びる11勝5KOの内藤に対し、伊藤も16勝7KO1分とこちらも戦績では引けを取らない。ともにスピードを武器とする無敗同士の一戦は、チャンピオンカーニバル屈指の好カードだ。

 昨年2月に日本タイトルを獲得し、今回が3度目の防衛戦となる内藤は12月に1ヵ月間のロサンゼルス合宿を敢行。IBFライト級1位デニス・シャフィコフ(ロシア)、WBAミドル級11位クリス・ユーバンクJr(英)らとスパーリングを重ねて自信をつけた。伊藤については「フットワークがいい選手だと思うが、スピードは自分に分がある。日本タイトルを獲って1年。これで日本を卒業して次のステップにいけるような試合をしたい」と王者らしく余裕の表情でコメントした。

 対する伊藤も内藤に対抗するかのように今月上旬にロサンゼルスで2週間のトレーニングを行った。こちらも前IBF世界ライト級王者ミゲール・バスケス(メキシコ)、IBF・S・ライト級12位ホセ・セペダ(米)らとスパーリング。「全体のスピードは内藤選手があると思うけど、一瞬のスピードでは自分が上。全体的に見て負ける要素はないと思う」とさわやかな笑顔で言い切った。

 カシアスのDNAを受け継ぐ23歳のサウスポー王者と、バスケットボールで鍛えた瞬発力を武器とする24歳の挑戦者による無敗対決。この勝負を制した者が近い将来、WBA同級王者の内山高志(ワタナベ)やWBC同級王者の三浦隆司(帝拳)に挑戦する日が来るかもしれない。

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