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ボクシングルネサンス、イサオ加藤がWBCラテン王者

2015年3月7日 18時48分

 メキシコでトレーナー兼プロモーターを務める古川久俊氏が主催する「ボクシング・ルネサンス」が6日(日本時間7日)、メキシコシティのサロン・ファシナシオンで開催され、アマ2試合、プロ6試合が行われた。会場は600人の超満員で大いに盛り上がった。

第5回ボクシング・ルネサンス(ボクシングニュース)
勝ち名乗りを受けるイサオ加藤(右)

 アマチュアの試合には、往年の“KOキング”カルロス・サラテが元気にセコンドにつき、サラテの選手は2人とも勝利した。プロ試合も実力伯仲の好カードが続き、日系3世のヨキオ加藤カランサは、シティの強打者ボリージョ・オチョア(6勝5KO)と6回戦。強打を振るって前進するボリージョに対し、鋭いカウンターを突き刺すヨキオ。両者がパンチをクリーンヒットし、ともにグラつきあうというスリリングな展開の結果、僅差でボリージョの手が上がった。

 メインでは、ヨキオの兄イサオ加藤カランサがシティーの技巧派ウイリー・ベラスケスと空位のWBCラテンアメリカS・バンタム級王座決定10回戦を争った。

 ハードパンチを振るって勇敢に前進するイサオに対し、ウイリーのその打ち終わりに右アッパーを狙い技術の高さを見せる互角の展開でスタート。スタミナ十分のヨキオが、アグレッシブかつ徐々に豊富な運動量を発揮し3-0判定勝ち。新チャンピオンとなった。

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