浪速のタイソン前原、元日本王者を7回KO
2015年4月6日 3時07分
2015年4月6日 2時58分
グリーンツダジム主催のクラッシュボクシングvol.5は5日、大阪市の大阪府立体育会館第二競技場で行われ、メインのOPBF東洋太平洋バンタム級王座決定12回戦は、後半追い上げた同級4位の川口裕(グリーンツダ)が同級3位、山本隆寛(井岡)を2-1の判定で下し、初の戴冠を果たした。本石昌也・グリーンツダジム会長が1年前に会長就任以来初の王者誕生となった。セミの6回戦は龍谷大主将からプロ入り2戦目の田中一樹(グリーンツダ)が田部井要(宮田)との打ち合いを制して、4回KO勝ちを飾った。
◇OPBF東洋太平洋バンタム級王座決定戦
川口裕(グリーンツダ)[2-1(116-112、113-115、115-113]山本隆寛(井岡)
じっくり山本の動きを見て前に出た川口が後半にポイントを重ね、劣勢をはねかえして念願の初タイトルを獲得した。立ち上がりは山本が効果的にジャブを出して、川口の攻撃の芽を摘んだ。だが、山本はジャブからの攻めがいまひとつ組み立てられず、ポイントのリードを広げられなかった。受け身にまわっていた川口は7回から攻勢に転じ、左右フックで山本を後退させた。ふらつかせる場面こそなかったが、山本を追い回して着実にポイントをあげて逆転した。山本は川口のカウンターを警戒する余り、持ち味の連打が出なかった。
◇バンタム級6回戦
田中一樹(グリーンツダ)[KO4回2分46秒]田部井要(宮田)
激しい打ち合いになった。田中が強引に左フックで飛び込むが、田部井も受け身に回らず、右ストレート、左右フックで応戦。田中がロープに詰められるシーンもあった。しかし、パンチ力は田中が1枚上。4回に左フックを当て、田部井が下がったところに連打を浴びせ、体を折った田部井に主審がダウンを宣告したところに田部井陣営からタオルが投入された。
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