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元東洋王者ロリー松下が復帰戦 20日名古屋

2010年11月13日 0時20分

 “ツニャカオの天敵”が帰ってくる--20日名古屋で予定される大場浩平-中岸風太戦の前座で元東洋太平洋バンタム&S・バンタム級チャンピオンのロリー松下(カシミ)がタイのプラモド・ソーウォラピンとの8回戦に出場するが、これはフィリピンの強豪にとって実に1年5ヵ月ぶりのリング。昨年5月の大橋弘政戦で両手首じん帯断裂の大ケガを負ったロリーは名古屋の大学病院で手術を受けた後も帰国せず、金沢市のカシミジムの合宿所に住みながらリハビリ。昼間はジムのトレーナーとして主にキッズを教えながら復帰戦を目ざしてきた。
 ケガの回復具合を聞くと「大丈夫。特に右手はパーフェクト」という。ずっと帰国もせずに日本で頑張ってきたのも「もう一度世界タイトルマッチやって、世界チャンピオンなるため」だった。そのために必要なら誰とでも戦うといい「(マルコム)ツニャカオでもOK」とつけ加えた。4年前(07年1月)東京でツニャカオを攻略して一度は手にした東洋太平洋バンタム級タイトルはいま再び日本を拠点に戦う同国人のライバル、ツニャカオ(真正)のもとにある。15日にやっと27歳の誕生日を迎えるロリー(本名・ロリー・ルナス)、まだ老け込む歳ではない。
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