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野口がうすいに辛勝

2010年11月13日 19時27分

 12日夜、後楽園ホールのメイン8回戦は日本バンタム級8位の丸山有二(野口)がうすい祐介(石川)と対戦。うすいのアウトボクシングに苦しみながら2-1で辛くも判定勝ちした。ダウンシーンはなく、スコアは77-75、78-75、76-77だった。丸山の戦績は11勝1KO9敗1分。
 またセミでは日本ミニマム級7位三田村拓也(ワールドスポーツ)が須江伸太郎(KS)に3-0判定勝ち。デビュー以来の連勝を9(1KO)に伸ばした。軽快な出入りでスタートした三田村は3回に右オーバーハンドを決めて須江をダウン。キャリア2度目のKOも期待させたが須江も頑張り、フルラウンドの勝負となった。スコアは80-71、79-73、78-74だった。
 そのほかの8回戦2試合の結果は、サウスポーの久保幸平(セレス)がタイのタノーペッチ・シンマナサックを初回1分33秒TKO。相手の右を振ってくるところに踏み込んだ久保が左ストレートで倒したもの。岸裕機(野口)-安沢栄二(帝拳)戦はバッティングによる岸の負傷が続行不可能とされ、5回54秒で試合終了。結果はドローだった。

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