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ロペス、マルケスをストップ WBOフェザー級戦

2010年11月7日 17時21分

 ラスベガスのMGMグランドで6日(現地時間)挙行された王者フアン・マヌエル“ファンマ”ロペス(プエルトリコ)-挑戦者ラファエル・マルケス(メキシコ)によるWBO世界フェザー級タイトルマッチは、ロペスが8回終了TKO勝利を飾り、2度目の防衛を果たした。
 ダウンシーンはなかったが、やはり強打者同士の対決はスリリングだった。3回、プレスをかけていたマルケスにロペスの左が決まり、メキシカンはロープまで飛ばされる。4回は逆に攻め込むファンマにマルケスのカウンターがヒットし、プエルトリカンのヒザが揺れる。この回、ロペスは後頭部を打ったとされ、ウィークス主審から減点1を取られた。5回にもグラついたロペスだったが、コンスタントにパンチを決めてペースを奪回。マルケスを手数で圧倒し後半へ。8回ロープを背に乱打を浴びたマルケスに、コーナーの元王者ダニエル・サラゴサ氏が棄権を申し出、ロペスの手が上がった。直接の原因はマルケスが右肩を負傷したためだった。
 ストップまでのスコアは77-74、78-73、77-73と3ジャッジともロペス優勢と採点していた。ロペス(27歳)は30勝27KO無敗。マルケス(35歳)は39勝35KO6敗。
※写真はマルケスに右を見舞おうとするロペス =PHOTO/SUMIOYAMADA=

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