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田中恒成の相手イェドラス「タナカは最強ではない」

2015年5月14日 13時57分

 5月30日、愛知県のパークアリーナ小牧でホープ田中恒成(畑中=WBOミニマム級2位)とWBO世界ミニマム級王座を争う同級1位フリアン・イェドラス(メキシコ)を電話でインタビューした。イェドラス(本人によると発音はジェドラ)はメキシコ・ソノラ州エルモシーヨで特訓に明け暮れている。

田中恒成の相手イェドラスが電話インタビュー(ボクシングニュース)
メキシコで特訓中のイェドラス

―エルモシーヨで練習するわけは?
「私はこれまで南のメリダが拠点だったのですが、重要な試合を控えてプロモーター(サンフェル・プロモーション)から命令され、ここのアルフレド・カバジェロ・トレーナーの指導を受けているのです」

―フライ級統一王者フアン・フランシスコ・エストラーダのコーチですね。
「ええ。スパーリングはエストラーダともやっています」
―メリダには戻らず直接日本へ?
「そうなります。5月22日に日本へ旅立つ予定です」

―田中の印象は?
「フィジカル、メンタルとも非常にハード。プロ4戦で2位にランクされているのだから、それなりに強いと思う。でもこれまで私が対戦した相手の中で最強ではない」
―田中の長所はどこだと?
「右強打でしょう。それにコンスタントに動くこと。だから試合は好ファイトになる。日本のファンにいい試合を約束するけど、ベルトはメキシコへ持ち帰ります」

―勝利のカギは?
「それはリングで彼と対戦して判明するでしょう。ひとつだけ言うなら、彼の敏捷な動きを止めること。それが何より大事です」
―敵地で戦うハンデはない?
「彼の家で戦うことになっても怖くはない。こちらはいいスパーリング相手といいコーナーに恵まれているから、自信が沸いてきます」
―作戦はもう頭にある?
「それもリングで対面して実行に移したい。フレキシブルだということです」
―アイドル視するボクサーは?
「フリオ・セサール・チャベスとエストラーダです」

 参謀のカバジェロ・トレーナーは勝利のカギを「フルラウンド通して手を出し続けられるスタミナ」と断言。イェドラスが勝つ可能性はかなり高いと強調する。田中vsイェドラスの展望記事は、15日発売のボクシング・ビート6月号に掲載。Photo/Brenda Bonilla

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