S･フライ級の王者候補でエリク・モラレス兄弟の末弟イバン・モラレス（メキシコ＝WBC8位）が16日（日本時間17日）ロサンゼルスのゴロフキン、ゴンサレスのタイトル戦の前座に登場。同国のダニー・フローレスと8回戦。

　サウスポーのモラレスが遠めからパンチを狙えば、メキシコシティの「バレラ・ジム」の選手フローレスは接近してボディー連打を繰り出す。互角の展開は5回からモラレスがヒット数を増やして優勢。7回、逆にフローレスのアタックにロープへ詰まったモラレスだが、ラウンド終盤ダメージを与えて攻勢。インターバルでドクターチェックが入った後、8回モラレスが畳みかけると主審がストップをかけた。TKOタイムは47秒。モラレスは28勝16KO無敗。フローレスは14勝8KO7敗1分。（三浦勝夫）