柴田直子がメキシコで防衛戦 6.27元WBC王者と
2015年6月5日 16時36分
2015年6月5日 16時04分
あす6日にゴングとなる「第538回ダイナミックグローブ」の計量が5日、都内の日本ボクシングコミッションで行われた。メインのS・フライ級10回戦に出場する元WBC世界フライ級王者の五十嵐俊幸(帝拳)、フェザー級8回戦に出場する元WBA世界S・バンタム級王者の下田昭文(帝拳)ら出場選手がリミットをクリアした。
注目は昨年2月マカオでマルビン・ソンソナ(フィリピン)に衝撃のKO負けを喫して以来、実に16か月ぶりのリングに立つ下田。マカオで負けたあとは現役続行も危ぶまれたが「もう一度世界王者に」という一心で、1年4ヵ月かけて復帰戦の舞台を手にした。相手は日本フェザー級7位の関豪介(角海老宝石)。決して楽な相手ではないが「この1年間小さなことを積み重ねてきた。攻防一体で冷静に戦って相手をぶっ倒したい」と完全復活アピールに闘志を燃やした。
一方の関は1年前に日本王者の細野悟(大橋)に挑戦して以来となるビッグチャンス到来だ。打撃戦が売りのサウスポーは「1年前はただがむしゃらという感じだったけど、タイトル戦に負けてもっと戦略的にやらないとダメだとわかった。下馬評は不利だけど、勝ってみんなをあっと言わせたい」とこちらはアップセットを予告した。
S・フライ級で世界2階級制覇を目指す五十嵐は13年に世界タイトルを失ってから4戦目となる明日はフィリピンのレネリオ・アリサラと対戦する。直近の2試合はともに負傷判定勝ちと「不完全燃焼」に終わっただけに、今回はすっきりした形で勝ちたいところだろう。
このクラスはWBAが河野公平(ワタナベ)、WBOに井上尚弥(大橋)と2人の日本人世界王者が並び立ち、五十嵐が割って入っていくのも簡単な話ではない。本人もそのあたりは百も承知で「まだ自分の時ではないかなと思うけど、来る時が来たら獲れるように準備しておくことが大事」と淡々。まずは明日の試合で健在ぶりをアピールする。
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