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エディ賞受賞竹本トレーナー逝く

2010年8月4日 14時53分

 元グリーンツダジムのトレーナーとして井岡弘樹や山口圭司らの世界王者誕生に貢献した竹本吾一さんが亡くなっていた。2日兵庫県尼崎市の自宅で死去していたのを、自宅を訪れた親戚に発見された。62歳だった。
 竹本さんは宮崎県小林市出身。東京の田辺ジムでプロ生活を送った後、大阪・天下茶屋にグリーンツダジムがオープンすると、津田博明会長(故人)から請われてトレーナーに就任。赤井英和はじめ、井岡、山口、徳山昌守らを指導。草野球の監督をしていたことから、いつか「竹本監督」の愛称で呼ばれるようになった。愛情のこもった指導で、選手たちから慕われ、96年には優れたトレーナーに与えられる「エディ・タウンゼント賞」を受賞している。近年は指導現場から離れ、すい臓がんで闘病生活を続けていた。
 葬儀は明日5日に近親者のみで行い、同日夕刻5時頃から尼崎市内の居酒屋「竹林亭」(七松町3-1-26)で偲ぶ会を開く。

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