WBCはメイウェザーの2階級王座保持を当面容認
2015年7月8日 18時40分
2015年7月8日 15時45分
来日中のフランシスコ・バルカルセルWBO会長が8日、ランキング委員会のルイス・ペレス委員長らと日本ボクシングコミッションを訪問。けがで戦線を離脱しているS・フライ級チャンピオン井上尚弥(大橋)の次期挑戦者や、ライト級王座決定戦で体重超過とドーピング違反を犯したライムンド・ベルトラン(メキシコ)に敗れた粟生隆寛(帝拳)について言及した。
バルカルセル会長は記者会見の冒頭、ミニマム級の田中恒成(畑中)とS・フライ級の井上、女子の池原シーサー久美子、池山直(ともにフュチュール)と、4人の日本人WBO世界王者を称賛。井上に関しては「ナルバエスをあにように倒すとは、私の人生で考えられなかったことだ」と驚嘆し、田中についても「ハードパンチャーで闘志がある。大きな未来が待っているだろう」と目を細めた。
井上の負傷により先日行われた暫定王座決定戦がドローに終わった件に質問が及ぶと「どちらかを選ぶチャンスをプロモーターに与えたい」との見解を披露。この通りになれば、井上陣営はワルリト・パレナス(フィリピン=日本ではウォーズ・カツマタ)か、ダビド・カルモナ(メキシコ)のどちらかを次期挑戦者に選ぶことになる。
5月に行われたライト級王座決定戦の質問にも応じ「個人的には粟生にタイトル戦のチャンスを考えている」と話した。現在空位のライト級王座は、11日にホセ・セペダ(米)とテリー・フラナガン(英)による王座決定戦が組まれている。さらに会長は、この勝者にディエゴ・マグダレノ(米)が挑戦すると明かした上で、粟生に関しては「10月の総会で話が出ると思う」と語り、何らかのチャンスが生まれる可能性を示唆した。
記者会見に先立ち、バルカルセル会長は、児童養護施設で暮らす子どもたちを支援する「こころの青空基金」を主宰する元日本・OPBFライト級王者でSRSジムの坂本博之会長に5000ドル(約60万円)を寄付した。
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