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WBCはメイウェザーの2階級王座保持を当面容認

2015年7月8日 18時40分

メイウェザー
 WBCのマウリシオ・スライマン会長は、9月12日にラスベガスのMGMグランドで次戦を予定しているフロイド・メイウェザー(米)について、これまで通りウェルター級とS・ウェルター級のタイトル保持を当面認める考えを示した。複数の米メディアが報じた。

 WBOが6日にメイウェザーのウェルター級王座はく奪を決定したことで、メイウェザーのタイトルがクローズアップされている。問題はメイウェザーがWBAとWBCで2階級(ウェルター級とS・ウェルター級)の王座を同時に保持していること。WBOはこれがルール違反だとして王座はく奪を決定した。

 WBCのスライマン会長は「WBCはフロイドと17年間にわたって関係を築き、彼は5階級でチャンピオンに君臨した。彼はここ数年2階級を保持してきた。我々は彼の決断と9月12日の試合を待ちたい」と海外メディアに発言。少なくとも9月の試合まではメイウェザーに余計なプレッシャーを与えず、WBCでも本来は認められない2階級王座保持については、11月の年次総会で改めて議題にしようという考えで、WBOに比べるとソフトな対応となった。

 一方、来日中のフランシスコ・バルカルセルWBO会長はこの件に関し「メイウェザーのことはとても尊敬しているが、ルールは守られなければならないし、公平に運用されなくてはならない」と強調した。会長のコメントの通り、WBOはメイウェザーの活躍自体は高く評価していて、現在はメイウェザーが5月にマニー・パッキャオ(フィリピン)を下して獲得したチャンピオンベルトを作製中とのこと。21日にバルカルセル会長みずからメイウェザーのもとを訪れ、ベルト贈呈式を行う予定だという。

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