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仲村11連続KO 加治木をストップし現役最長

2010年8月1日 20時09分

 1日に大阪・IMPホールで2部興行が開催され、1部のメーンでは日本スーパーフェザー級4位の仲村正男(22=仲里ATSUMI)がノンタイトル10回戦(59・5キロ契約)に登場。06年全日本フェザー級新人王の加治木了太(22=大鵬)を8回58秒TKOで下し、デビュー戦からの連続KO勝利を11に伸ばした。
 スピードで勝る仲村は開始から左ジャブをヒットさせて主導権を握った。3回には加治木の左目上をパンチでカット。4回にはバッティングで自身も左目じりから流血したが勢いは衰えず、ロープに詰めて連打を繰り返す。最後はタオル投入と当時にレフェリーからストップがかかった。
 現役では最長記録となる連続KOについて仲村は「KOを狙うと自分のボクシングが壊れるので意識していない。これまでの最長ラウンドは4回だったが、8回やっても体力に問題はなかった。上を狙うには、今の自分ではまだスキが多い。近道せず、遠回りで目指したい」。試合後は大阪・興国高で1学年下の井岡一翔らに祝福され、笑顔を見せていた。仲里会長によれば、ライト級も含めて日本か東洋太平洋王座に次戦で挑戦させたいという。
 また同興行では8回戦も3試合行われた。元日本フェザー級2位の宮城竜太(大鵬)は、山本直(守口東郷)に重いパンチを決めて3回2分11秒TKO勝ち。スーパーライト級の竹中聡(大鵬)は村澤光(尼崎)に2―0判定勝ち。採点は76―76、78―76、78―77。フライ級の中澤翔(大鵬)は鈴木遼(真正)に3―0の判定勝ちだった。
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