ルーカス・マティセー（亜）とビクトル・ポストル（ウクライナ）によるWBC世界S･ライト級王座決定戦は、10月3日に米カリフォルニア州カーソンのスタブハブセンターで行われることになった。

　同タイトルは前王者ダニー・ガルシア（米）がポストルとの指名試合を拒否し、またウェルター級への転向を理由にして返上したことにより空位となった。その後WBCが1位ポストルと2位マティセーの決定戦を行うことを発表していた。

　マティセー（37勝34KO3敗）は同級の元暫定王者。クラシックなスラッガーで、2013年9月の統一戦ではガルシアに判定負けしたものの、再起3連勝中。今年4月の最新試合ではルスラン・プロボドニコフ（ロシア）との激闘を12回判定勝ちで制している。

　ポストルはここまで27戦全勝（11KO）の不敗レコードを誇る技巧派。昨年5月にセルクック・アイディン（トルコ）を11回KOに下し、指名挑戦者の地位を手にした。ちなみにマティセーVSポストルは1年7ヵ月ぶりの同級タイトルマッチとなる。