5月に日本で名城信男(六島)からWBA世界S・フライ級正規王座を奪取したウーゴ・カサレス(メキシコ)の初防衛戦のスケジュールが決定した。カサレスは7月3日、メキシコシティに隣接するトラルネパントラ市のコンベンション・センターで、同国のエベラルド“シワ”モラレスの挑戦を受ける。
モラレス(34勝23KO14敗2分、33歳)は日本で亀田興毅に判定負け、タイでポンサクレックに挑戦した試合は4回TKO負け。WBA傘下のNABA・S・フライ級王座に君臨する。経験豊富で頑張りが利く選手だが、順当ならカサレスの勝利は固いと思われる。
セミではモンティエルやカサレスとともに来日したアナ・マリア・トーレス(メキシコ)がオルガ・フリオ(コロンビア)を相手に保持するWBC女子S・フライ級王座の防衛戦を行う。
一方、WBC&WBO世界バンタム級王者フェルナンド・モンティエル(メキシコ)は予定通り、7月17日ラファエル“トリート”コンセプシオン(パナマ)と防衛戦を行う。場所はメキシコ・チアパス州トゥストラグティエレス。モンティエルには暫定王者エリック・モレル(米)との“統一戦”が浮上していたが、自国での防衛戦を選択した。