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長嶋45戦目のラストファイト 白星で引退

2010年5月30日 17時20分

 15年のプロ生活に別れ――1990年代後半から日本の中量級トップとして活躍した長嶋建吾(18古河)が30日、地元の茨城県・古河体育館で引退記念試合を行い、タイのポンサトーン・スリスリーに8回判定勝ち。45戦目のラストファイトを白星で飾り、グローブを脱いだ。
 67キロ契約で行われた試合は、元日本、東洋太平洋S・フェザー&ライト級王者にとって重めだったが、スナップの利いた右ジャブ、左ストレートから返しの右フックなど、随所に長嶋らしい攻撃を披露。ダウンこそ奪えなかったものの、80-73のフルマークで勝利した。
 試合後に行われた引退式には、小林弘、ガッツ石松、浜田剛史、大橋秀行、飯田覚士、セレス小林の元世界王者各氏に加え、粟生隆寛、松田直樹、亀海喜寛ら現役ボクサーも駆け付け、長嶋の第2の人生の出発に花を添えた。マッチメイカーのジョー小泉さんが何と生歌をプレゼントする一幕もあった。
 感極まった長嶋は「世界チャンピオンにはなれませんでしたが、本当に多くの方々に支えられました」と現役生活を振り返り、父・清会長も涙して「世界を獲れなかったのは私の責任です」――地方のジムから世界を目ざし続けた親子鷹の挑戦が終わった。長嶋の最終戦績は39勝18KO4敗2分。今後はまず名古屋でトレーナー修業し「将来はまだ分からないけれど、ボクシングとは携わっていきたい」。建吾、おつかれさん。
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